お願いをする度に好感度アップ!?【ベンジャミンフランクリン効果】
2020.8.27
お願いをする度に好感度アップ!?【ベンジャミンフランクリン効果】

こんにちは。

私は普段業務委託先では、あまり他の人に仕事を頼んだりしたりすることはなく、基本的に自分1人で解決しようと試みる事が多いです。

フリーランスという働き方をしてきたことも関係しているのかもしれませんが、なんとなく人に頼る=仕事が出来ないと考えてしまい、仕事が出来ないと次の仕事を振ってもらえないと不安になってしまいます。

しかし、相手にお願い事をして親切にしてもらうということは、悪いことばかりではありません。

親切にしてあげるたびに好感度が上がるベンジャミンフランクリン効果とは

ベンジャミンフランクリン効果は、アメリカの政治家であったベンジャミンフランクリンによって提唱された、人は相手を助けるという行動を起こしたときに、親切にするのは相手のことが好きだからと考える傾向にある心理効果です。

実際にベンジャミンフランクリンは議会の場で、あまり仲のよくなかった議員を味方につけたいと考え、本を貸してほしいなどの頼み事をするようにしました。

そうした事で、議員のベンジャミンフランクリンに対する態度が優しく親切になったということも分かっています。

なぜ親切にしてもらうのではなく、親切にすることで好感度が上がるのでしょうか。

これは人が気持ちと行動を一貫させたいと考える一貫性の原理が働いていると考えられます。

一貫性の原理は簡単に言ってしまうと、行動と気持ちを一致させたいと考える心理効果です。

ベンジャミンフランクリンと議員の例で見てみると、本を貸すという行動は相手を助ける行為です。

しかし、そこまで仲が良いわけではありませんので、行動か気持ちのどちらかを変えて一貫させたいと考えます。

この時に行ってしまった行動は変える事が出来ませんので、気持ちの方を行動に合わせてしまうという事です。

人から親切にされ、好かれるのはいいことばかりで嬉しくなってしまいますね。




ベンジャミンフランクリン効果の日常での具体例

例えば気になる人がいる人は、さりげなく「ペン忘れちゃったので貸してもらえます?」と声をかけてみましょう。

ハードルの低いお願いは聞き入れられる可能性が高く、相手も親切にする事が出来て相手の中の自分への好感度も上がる事でしょう。

他にも会話の中で知らない言葉が出てきたときは、無理に知ったかぶりをせずに、素直に聞いてみましょう。

知らなかったことを知る事ができるし、相手も知識を披露する事ができてwin-winな関係になれるでしょう。

ベンジャミンフランクリン効果で大切なことは、相手に頼ることは恥だと思わないことです。

ベンジャミンフランクリン効果は相手に頼り親切にされることで効果がありますので、私みたいになんでも1人で熟そうとせずに、誰かを頼ることも大切なのかもしれませんね。

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