こんにちは。
まだまだ雨が続き外出がしづらく、なかなか人と会うことが出来ない日が続いていますね。
本日は梅雨明けに気になる人との距離を一気に縮められるように、ボッサードの法則について見てみましょう。
ボッサードの法則は、アメリカの心理学者であるボッサードが提唱した、男女間の物理的な距離が近いほど、心理的な距離も縮まるという男女の距離感に関係するものです。
これは接触する回数が増えれば増えるほど、印象がよくなるというザイオンス効果と似ていることもあり、合わせて扱われることもあります。
気になる相手が会社の同僚、先輩、後輩や、同じ学校の学生や教師でしたら、いくらでも会うチャンスはありますので、積極的に会い、話すのが難しい場合は、目を合わせて会釈だけでもしましょう。
目線が合うと相手も少なからず意識をしてしまいますので、小さなことから少しづつ、しかし可能な限り接触回数を増やす様にしましょう。
ボッサードは、婚約中のカップル5000組の住居について調査したところ、約3分の1のカップルがお互い徒歩圏内で行き来出来る範囲に住んでいることが分かりました。
さらにこのうち12%は、すでに同居生活を始めていることが分かりました。
このことからボッサードはお互いの距離が近いほど、時間や費用など、移動にかかる負担が小さくて済み、そのため、関係を深めやすく、恋愛に発展しやすく、婚約にも至りやすいと考えました。
ただ、残りの3分の2は、離れたところに住んでいても婚約に至っていることから絶対的な法則と言い切れないでしょう。
大切なのは物理的な距離が離れていても、心理的距離を保つことだと考えられます。
今の時代はLINEやSNSで簡単にコミュニケーションを取ることが出来るので、会えない日が続いても大きな障害にはならないのでしょう。
物理的な距離が心理的距離にも影響を及ぼすボッサードの法則ですが、試す時には注意も必要です。
それは、こちらが距離を縮めようとしたのに相手が離れた時です。
側に近づいた時に相手が距離を置いたら、それは最初から気がない、もしくはあなたに対して警戒をしている可能性があります。
そのまま無理に近づくと、嫌われる原因になってしまうので、異性に近づく時には、適度な距離感を大切にしましょう。