こんにちは。
私は漫画やドラマを見るのが好きなのですが、主人公とヒロインの定番の組み合わせに、クール、ドライな主人公と、その態度に対して騒ぐヒロインというものがあります。
ヒロインが「あんな奴知らない!」の様な強い口調から、話数を重ねるにつれてトゥンクしていくのが最高に可愛らしくて、幸せになってほしいなーっと思っています。
ヒロインの心境としては、ぶっきらぼうな主人公を最初は疎んでいたが、会うたびに知らない一面が見受けられ、惹かれていくのではないかと思います。
会う回数に比例して好感度が上がることは心理学的にも証明されており、人に限らず物でも有効であるとされています。
別名、単純接触効果とも呼ばれており、簡単に言うと、対象の人や物に接触する回数が増えれば増えるほど印象がよくなるという現象です。
上記の人間関係もそうですが、他にも私たちの日常にはザイオンス効果を利用した手法が多々存在しています。
例えば、テレビのCMで同じ商品が何度も流れるとその商品が印象に残り、無意識のうちにその商品の印象が強化されます。
お肉のCMでは美味しそうな映像や滴る肉汁、お肉の焼ける音などが繰り返し流されるため、つい気になってしまいますよね。
そして、御飯時にお腹が空いた時の選択肢に焼肉が候補に上がったら販売店の思惑通りというわけですね。
他にも選挙でウグイス嬢がとにかく政治家の名前を言うことも名前を覚えてもらう他に、ザイオンス効果を利用して、評価を上げようという思惑があるのではないかと思われます。
また、行きつけのお店が落ち着いたりするのも何度も足を運ぶことにより、印象が強化されたと考えられます。
1.単純に接触回数を増やす
前述しております通り、接触回数が多いほど評価が上がることが期待されるため、気になる人がいるならまずは、少しでも合う回数を増やしましょう。
相手が会社の同僚、先輩、後輩や、同じ学校の学生や教師でしたら、いくらでも会うチャンスはありますので、積極的に会い、話すのが難しい場合は、目を合わせて会釈をしましょう。
目線が合うと相手も少なからず意識をしてしまいますので、小さなことから少しづつ、でも可能な限り接触回数を増やす様にしましょう。
ただし接触回数が多すぎるのは望ましくありません。
例えば、来る日も来る日も同じ人にあって会釈をされたらなんとなく怖くありませんか?
こればかりは何回が良いとは言い切れませんので、程よい間隔を見つけていきましょう。
2.リアル以外でも接触回数を増やす
実際に会うことだけが有効とは限りません。
テレビのCMの例でも画面に映る映像でも印象が強化されるため、LINEや通話などの間接的なやり取りでも十分な効果が期待できます。
ただしこちらも1日に何回もLINEや通話がかかってきたら怖いと思われますので、程よい間隔を見つけていきましょう。
3.私物を貸してみる
学生の時に教科書やシャーペンを異性から借りたことがある方は分かるかもしれませんが、変にドキドキしませんでしたか?
異性のものが手元にあるということだけで意識してしまい、ザイオンス効果で印象が強化されることが期待されます。
話題に上がった小説や漫画、ゲームなどなんでもよいので、話の流れで自然に貸してみるのも良いかもしれませんね。
これらの手法を自分なりにアレンジし、気になっている人とお近づきを目指しましょう。