大人になってから気づくこともある【ADHD】
2020.8.21
大人になってから気づくこともある【ADHD】

こんにちは。

最近仕事でのケアレスミスが減らず、凹むことが度々あります。

改善のために原因を調べようと、「仕事 ミス」や、「ミス 減らない」などで検索をかけたところ、ADHD(注意欠如・多動性障害)というワードも多く表示され、私の気にしている特徴とも似ており、これを機に勉強をしようと思いました。

ADHDとは

ADHDはAttention-deficit hyperactivity disorderの頭文字を取ったもので、日本語では注意欠陥・多動性障害と言います。

優先順位を立てることが難しいことや、言われたことを忘れてしまったりする不注意や、じっとしていることが苦手な多動性、自分の思い通りにならないことにすぐにイライラしてしまったり、思ったことをすぐに口に出してしまう、衝動買いなどの衝動的な行動が主な特徴として挙げられています。

多くの診断は、幼少期に不注意や衝動性、対人関係などで悩む過程で発覚することが多いですが、社会に出てから仕事が上手く出来ないことや、対人関係に悩み受診して発覚することもあります。

原因として脳の一部であり、思考・判断・注意・計画・自己抑制・コミュニケーションなどを司る前頭前野の不調や、神経伝達物質の量が少ないことが原因と考えられています。

よく一緒に扱われることもあるLD(学習障害)というものもありますが、全くの別物ですので、この機会に違いについて押さえておきましょう。

大人になってから判明するADHD

大きな病気や発達障害の多くは、親に連れられ幼少期に診断されることが多いイメージがあるかと思われますが、大人になってからADHDが見つかることも決して少なくはありません。

社会に出てから仕事で言われたことが出来ない、指示を忘れてしまう、ケアレスミスが多い、などの問題点について相談した結果、ADHDと診断されることもあります。

大人になってからのADHDは、幼少期よりも自己が確立され、出来ないことについて自己嫌悪に陥ってしまったり、そのような状態が続いてしまうと、うつにつながることもあります。

職場の人事や上司に相談し、複雑な作業は別の方にお願いし、その分自分の得意と思える作業をさせてもらうなどストレスを溜め込まない工夫が大切です。




ADHDの治療

主にカウンセラーさんと共に、ミスや衝動の起きやすい状況を洗い出し、ToDoリストのような形で作業を一覧化するなど、日頃から出来る対応について考えるカウンセリングと、不足している脳内物質を補うための薬物療法が並行して行われることが多いです。

また出来ないことに対してうつ症状を併発することもあり、うつに伴う不安症状や不眠症状を改善するためのお薬を併用することもあります。

自分が悩んでいる症状に当てはまることも多く、また対応として取り入れたらいいものなど参考になるものが多く、今後の仕事に取り入れてみようと思いました。

ネット上には、セルフチェックリストなどもありますので、自分も似たような症状で悩んでいるという方は、一度見てみたら物事がいい方向に動くかもしれませんね。

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