こんにちは。
私の1日の基本スケジュールは、朝9時から16時まで業務委託の仕事をこなし、家に帰ってからはボリュームにもよりますが、2~3時間程かけて2記事を執筆しています。
ただ家に帰ってからすぐに取りかかれるかというとそうではなく、なんとなくダラーっとスマホを眺めてしまい時間が経ってしまうこともあります。
これは自宅に帰ることで出来ることの選択肢が増えてしまい、決定回避の法則が働くことで、物事の選択をやめてしまったためだと考えられます。
決定回避の法則は、選択回避の法則とも呼ばれており、選べる選択肢が増えすぎてしまうと、選択そのものを放棄してしまうという心理効果です。
一般的に人が物事を決める時はそれぞれのメリットデメリットを洗い出し、比較検討し決定に至ります。
この比較するという作業は想像しているよりも脳のエネルギーを消費するため、選択肢が増えるとその分エネルギーを使うことになります。
人の脳は偉いもので、エネルギーを使いすぎと判断されたときには、エネルギーの消費を抑えようとし、結果として意思決定をやめてしまうことに繋がります。
ちなみに人が同時に検討可能な数は7±2と言われており、心理学ではこの数字をマジカルナンバーと読んでいます。
・予め行動を決めておく
一種のルーティン化のようなもので、if thenプランニングと呼ばれています。
◯◯をしたら◯◯をするのように予め計画を立てておくことで、空白の時間を避けることが出来ると言われています。
家に帰ったら15分休憩をする、15分休憩をしたら宿題をするのように計画を立てることで決定回避の法則による先延ばしを避けることが出来るでしょう。
・選択肢を減らす
前述のマジカルナンバーを超えてしまうと決定回避の法則が働きやすい傾向にあるため、そもそもの選択肢を減らしてしまおうという考えです。
例えば家に帰ったら漫画やゲーム、おもちゃなど様々なものがあり選択肢の数が一気に増えます。
そのため、やらなくてはいけないことが山積している場合は、これら娯楽を手の届かない場所に置いておき、意図的に選択肢の数を減らすのがよいでしょう。
今ではトランクルームも安価で借りることが出来るので、忙しい時期は一時的に手の届きにくい場所に置いておくのも有効です。
私は身の回りから娯楽を可能な限り取り除き、家に帰ったら仕事しか出来ないようにしてはいますが、通勤に心身のエネルギーを使いすぎてしまい帰ったらグロッキーなことが多く、すぐさま執筆に移れないことが多いです。
今後はif thenプランニングも活用し、休憩時間も厳密に決め自分に厳しく頑張っていこうと考えていますので、私と同じような悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。