こんにちは。
最近は自分に付加価値をつけようと、プログラミングの勉強をしていますが、皆様は自分の価値を高めるために何かしていることはありますか。
何か努力をして特別な何かを身に着けるのは大変で、実施に踏み込めないという方も多いかと思われますが、実は今のあなたの話術にちょっとした工夫をするだけで、相手の目に魅力的に映ることも出来ます。
ハード・トゥ・ゲット=入手困難なものという意味であり、入手困難なものは希少性の原理により価値が高くなる傾向にあります。
希少なものは需要が高くなり、多くの人が欲しがりますが、そのような状況下で「あなただけに特別にご提供しますよ」と言われたら、特別扱いをされた気持ちになりなりませんか。
人は「特別扱い」を受けることで「評価を受けたい」、「人に認められたい」という承認欲求が刺激され、相手のことを好意的に感じる心理が働きます。
よく漫画や映画でホストのイケメンが「君が一番だよ」と言うのは、まさにハード・トゥ・ゲット・テクニックを用いて特別感を与え、相手に好意的に思ってもらおうという狙いがあると考えられています。
ハード・トゥ・ゲット・テクニックはホストの例だけでなく、マーケティングでも広く扱われています。
例えばネットショッピングで見られる会員ランクに応じた特典は、頑張って会員ランクを上げないと受けられない特典という特別感に魅力を感じさせ、ランクを上げてもらおうという狙いもあると思われます
他にもお店の常連さんに対して、「〇〇さんだけ特別ですよ」や、「〇〇さんのために人気商品を残しておいたんですよ」と言われたら、嬉しくなってついつい手が伸びてしまうのではないでしょうか。
ただ、常連でもないのに「あなただけに」、「特別に」と言われても、「いかにも営業っぽい」、「誰にでも言っているのだろうな」と逆に冷めてしまうこともありますので、ある程度の信頼関係が構築できている間柄で行うのがよいでしょう。
ハード・トゥ・ゲット・テクニックは営業だけでなく、もちろんプライベートな人付き合いにおいても有効です。
例えば好きな人からお誘いがあったときに、即OKしたい気持ちを抑え、「その日は難しいですが、この日ならどうですか」のように一旦焦らし、「簡単には一緒に過ごすことは出来ない人」という印象を与えることで、より相手の興味を引くことが出来るでしょう。
また、一緒に過ごす時も「〇〇さんといるときは本当に楽しい」、「ここに異性と来たのは〇〇さんが初めてだよ」などのように特別感を出すことで、相手の気分を良くしてあげることができ、相手にとっても大切にしたい存在だと思ってもらえ、よりよい関係を築いていけると考えられています。
ただ、前述のように多様のし過ぎは、「なかなか会えないしもういいかな」、「わざとらしい」などのように逆効果となることもありますので、程よい頻度で使用するのが理想的です。
話術1つであなたの価値を今よりも何倍にも引き上げてくれるハード・トゥ・ゲット・テクニック。
習い事などよりは気軽に出来るので、実践の価値ありでしょう。