SNSの「いいね」に振り回される皆様へ!承認欲求との上手な付き合い方
2020.5.31
SNSの「いいね」に振り回される皆様へ!承認欲求との上手な付き合い方

こんにちは。

近年SNSでのいいねが欲しいあまり、過激な投稿や、盗作、フェイクニュースなどが横行しており、問題視されています。

人としてどうかと思うような投稿をしてまで、いいねが欲しいのはなぜなのか心理学の観点から考えてみましょう。

SNSの性質と承認欲求の関係

承認欲求とは、他者から認められたいという感情であり、ご飯を食べたり、寝たりする「生理的欲求」や、十分なお金や住む場所、健康的な生活などの「安全の欲求」などと同等のもののため、自分では抑えることが難しく、お腹がすいたらご飯を食べるように、不足している承認欲求も満たそうと考えに至ります。

また近年ではスマホが普及し、誰でも簡単にSNSを扱えるようになりました。

SNSの性質上自分の投稿に対しての反応(いいね)が明確な数字で分かるため、反応数=自分への評価と認識され、評価が上がることに対して自分が認められていると感じます。

手軽に、しかも自分の目で見て評価が分かるという点が、いいねを欲することへと繋がっていると考えられます。

承認欲求を満たすのにSNSはよくないのか

人から認められたいという気持ちは、努力をするためのモチベーションアップになりますので、はっきりよくないとは言い切れません。

ただ、SNSに限らず強すぎる承認欲求を持っていて、それを満たすためだけにSNSをやっている場合は、本人にとってプラスとなることは少ないと思われます。

SNSでの評価は良いものばかりではなく、本人の意図しないマイナスの評価を受けることもあり、そのような周りの不確かな評価を気にするあまり、かえって満たされなかったり、多くの人に良い評価をもらおうと自分を見失ってしまうこともあるでしょう。




承認欲求に縛られないSNSとの付き合い方

承認欲求が強くSNSでの評価を常に気にしてしまうような人は、自分の居場所やコミュニティでうまくいっていないことが多い傾向にあります。

実際に医師の見解によると、コミュニティで円滑な関係性が維持できている人は承認欲求がそこまで高くない傾向にあります。

そのため、地域のサークルやオンラインの同好会など、自分が好きな分野で円滑なやり取りが出来そうなコミュニティに参加してみるのもよいでしょう。

他にも対人関係にはコミュニケーション能力が必須です。

友達との会話に気を使ってみたり、セミナーに参加したり、それこそSNSを利用し、コミュニケーション能力を磨くのもいいかもしれませんね。

承認欲求自体は誰もが持つものであり、決して悪いものではありません。

しかし、強すぎる認められたいという気持がコントロールできないと、自分にとってマイナスなことが起こりえますので、承認欲求と上手に付き合っていく方法を自分なりに見つけていきましょう。

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