新入生、新入社員必見!環境の変化と五月病
2020.5.27
新入生、新入社員必見!環境の変化と五月病

こんにちは。

新入生や新社会人の皆様は最初の1か月を頑張り、5月の連休でリフレッシュし、また頑張ろうと意気込んでいるころではないでしょうか。

ただ、現実は思うようにはいかないこともあり、なんとなく気分がすぐれなかったり、学校、会社へ行きたくないと感じる人も決して少なくはありません。

社会一般では五月病と言われる症状ですが、具体的にはどの様なものなのでしょうか。

五月病とは

なんとなく五月病と聞くと気持ちの持ちようですぐよくなるという印象を持っている方もいますが、医学的な診断として、適応障害やうつ病と診断されることもある、れっきとした病気と言えます。

五月病に陥ると、抑うつ、無気力、不安感などの心的症状や、不眠、疲労感、食欲ややる気がなくなるなどの身体症状が現れるようになります。

五月病の原因として、日本では4月から入学やクラス替え、就職や移勤、一人暮らしなど様々な環境が変化することが多いです。

新しい生活に期待を膨らませますが、すべての人が新しい環境に順応できるわけではなく、これらの環境に適応できない人は、適応できる人の何倍もの心身の疲労があることでしょう。

そのようなストレスフルな状況のまま五月の大型連休まで頑張ってみたものの、長期休暇中に疲労が噴出し、学校や会社へ行く気力が失われてしまいます。

そのため、五月の大型連休明けに不調になる人が多いのだと考えられています。

五月病になりやすい人とそうでもない人

五月病の原因は過度な疲労とストレスであり、特にストレスは様々な心身症の原因となります。

そのため、ストレスを溜めやすい人=五月病の危険が高い人と考えられています。

主に、完璧主義な人や真面目な人、几帳面や自分で何でも抱え込んでしまう様な人は、学校や会社でも頼まれごとをしても断れなかったり、完璧にこなそうとして、余計に疲れてしまったりすることもあるかと思われますので、注意が必要でしょう。

ただ、これらの特徴が当てはまっても日ごろから上手にストレスを発散できている様な人は比較的五月病にはなりにくいと考えられています。




五月病にならないためには

繰り返しになりますが、五月病の主な原因は、過度な疲労とストレスです。

疲労は睡眠や休養で改善できることもありますが、ストレスはしっかり意識して溜めないようにすることが大切です。

ストレスを溜めないためには自分の好きなことに打ち込んだり、運動などで身体を動かしたり、生活リズムを整える、ジャンクフードばかりではなく、栄養価が高いものをたくさん摂るなどが有効とされています。

他にも新生活で大変なことや悩みを信頼できる友達や家族、カウンセラーさんに相談することにより、心が軽くなることもありますので、新生活を始めてみて大変かなと感じたら、気軽な気持ちで相談してみましょう。

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