梅雨になんとなく憂鬱になる人必見!雨と心の関係
2020.5.22
梅雨になんとなく憂鬱になる人必見!雨と心の関係

こんにちは。

既に台風の発生や雨が続いたりと梅雨入り前の条件が淡々と揃ってきています。

梅雨になると関節や頭が痛いなどの身体症状から、なんとなく気分が晴れない、憂鬱な気分など心理面にも影響が出ることもあります。

私も雨の日は服が濡れたり、靴に水が浸水したりと気分が沈むことも少なくはありません。

雨の日の憂鬱な気分の原因には諸説ありますが、今回は医学的根拠のあるものをご紹介いたします。

雨の日の心身のコンディション

普段私たちは晴れの日に行動することが比較的多く、体と心も晴れの日に対応した状態で力を発揮できるようにコンディションを整えております。

しかし、雨の日になると、目から入る情報、温度、湿度、臭い、気圧など様々な条件が晴れの日と比べて大きく変化します。

そのため、私たちの心身は雨の日に対して一生懸命順応しようと頑張ってくれます。

ただ、この時の順応しようとすることは思っている以上に負荷がかかってしまうため、ストレスとして心身に影響を及ぼすと考えられています。

雨と神経伝達物質の関係

前述の通り雨の日と晴れの日では、気温や湿度、気圧などの環境が大きく変わり、ストレスを生じさせます。

過度なストレスは心身に様々な影響を及ぼすと考えられていますが、中でも睡眠の質の低下は大きな問題でしょう。

雨が降ると当然日光が出ませんが、日光に当たらないことで、体内時計が崩れ、自然な眠りに必要な睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が悪くなり、睡眠の質の低下に拍車をかけてしまいます。

さらに心を元気にしてくれる神経伝達物質であるセロトニンは日光に当たることで活発になるため、日光に当たることが出来ない雨の日は、セロトニンの働きが弱ってしまい、心も弱ってしまいます。

梅雨の時期は日々雨が降り続けることが多いですが、貴重な晴れの日は外に出て、思い切り太陽を浴びるのがよいでしょう。




雨による運動不足で様々な不調に

雨が降っていると一部のアクティブな人を除外すると、出かけるのがなんとなく億劫で、買い物はネットスーパー、移動はバスやタクシー、急ぎでない外出はしないなどエネルギーを使う機会が減ってしまうことが多いことでしょう。

そうすると普段発散できるエネルギーがたまってしまい、体の肉付きを気にしてしまう方も少なからずいるのではないでしょうか。私は気にします。

ただ、ここぞとばかりに急なダイエットをするのはあまりお勧めではありません。

急なダイエットは多くの場合に、量の制限や食事内容の変更などで食生活が乱れてしまい、セロトニンの元となるアミノ酸を正常に作れなくなってしまうこともあります。

他にも運動不足は筋力量の減少による姿勢の悪化で体に痛みが出たり、血行が悪くなる可能性もあります。

そのため、可能なら傘を差して普段の買い物に出かけたり、室内でもできるヨガやピラティスなどの楽しくできる運動をしてみるのがいいかもしれません。

軽く体を動かすだけでも気分がさっぱりしたり運動不足の改善にもなりますので、これからの梅雨の時期は楽しみながら過ごしてみるための工夫も必要でしょう。

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