【特定の状況下での腹痛】過敏性腸症候群
2020.4.1
【特定の状況下での腹痛】過敏性腸症候群

こんにちは。

近年働き盛りの若い世代を中心に原因不明の腹痛が流行っていることをご存知でしょうか?

通勤時の電車の中で毎回途中下車をしたり、会議やプレゼンテーションなどの大事な局面で、いつもお腹が痛くて額にあぶら汗を浮かべるなど考えただけでも恐ろしいことが、当事者の方々はほぼ毎日経験していると言われています。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは一般的に、小腸や大腸に異常が見られないにも関わらず、腹痛、便秘、下痢どの不快な症状が定期的に現れることです。

具体的な症状としては、下痢、または便秘が長時間続く、下痢と便秘を交互に繰り返す、残便感がある、よくおならが出る、お腹がなる、食欲不振など多岐に渡ります。

そして過敏性腸症候群は症状に合わせて3パターンに分類されます。

1.下痢型
腹痛や、下痢を伴う慢性的な腹部の不快感を伴います。

2.便秘型
腹痛や、腹部の不快感を感じたり、排便時に腹部に不快感を生じます。

3.交替型
上記2つの症状を交互に繰り返す状態です。

過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群の原因は心的原因であるストレスと身体の原因である不規則な生活だと言われていますが、未だはっきりとは解明されてはおりません。

ただ、最大の原因と言われているのは、間違いなくストレスです。

ストレスを受けることにより自律神経のバランスが乱れ、これにともない腸が過敏な反応をするようになり、下痢や便秘などの腹部不快感を引き起こすと考えられています。

そのため、ストレスをより受けやすい場所やシチュエーションに遭遇すると症状が発症し、自然とその場所や状況を避けるようになってしまいます。

一般的には、仕事、会議、面接、テスト、通勤通学の電車などが当てはまります。

さらにこれは性格も関係しており、真面目、内向的、気が弱い人などが多く当てはまります。




過敏性腸症候群の改善

主に夜更かしをしない、良質な睡眠を取るなどの生活リズムの改善、辛いものや油っ気のあるもの、食物繊維、アルコールや炭酸飲料など負担となるものを避ける食事療法が大切になります。

またこれらと並行して薬物療法や心理療法も実施されることもあります。

また、概ね過敏性腸症候群の原因はストレスと言われているため、自分自身がリラックスでき、ストレスを発散できる趣味を見つけて打ち込むのも効果的だと言われています。

ただ私はどれも上手くいかず、会社にも通えなくなってしまい、フリーランスとして自宅で生活することで対応しております。

これにより毎朝の電車通勤、会議、飲み会への参加など、私が苦手と感じる場所へ行かなくて済むため、結果的に症状は落ち着いております。

症状を改善するか症状と上手く付き合えるように環境を変えてしまうか、人によって一長一短だと思いますので、自分にあった方法で症状と向き合ってみるのがよいかと思います。

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