買い物時の「自分に合わなかったらどうしよう」を回避する方法
2020.6.27
買い物時の「自分に合わなかったらどうしよう」を回避する方法

こんにちは。

皆さんは買い物をする時に、すぐに決断して会計に進むことは出来ますか。

100円単位のお弁当やお菓子程度なら、安い買い物だし失敗しても諦めがつくと思いますが、これが1万円単位の高額な買い物の場合は、そうはいかないでしょう。

一般的に高い買い物は、そう何度も出来るわけではないので、失敗しないようにと慎重になるのは当然のことでしょう。

しかし、慎重になりすぎるあまり、時間や労力をかけすぎているのではないでしょうか。

失敗はしたくないけど、検討に時間も労力もかけたくないという人は、ぜひ以下を読んでみて、どのような心理で買い物を躊躇してしまうのか知り、効果的な買い物方法を身につけるようにしてみましょう。

マッチングリスク意識とは

マッチングリスク意識は行動心理学の1つで、商品の購入後に自分に合わなかったらどうしようと、商品を購入する前に購入後の嫌な未来を予測してしまい、不安な心理状態に陥ることを指します。

また、これはいつも買っている馴染みの商品やお店では起きることは少なく、初めて試す商品、お店、サービスにおいて多く発生する傾向があります。

さらに、値段が安いものよりも高いものの方が発生する傾向にあります。

そのため、購入経験の少なく高額な車や家などの購入はいつも以上に慎重になり、検討に時間も労力も要するのだと考えられています。




マッチングリスク意識を回避する方法

マッチングリスク意識が発生する背景には、その商品やお店、サービスが気になっているからこそ起きると考えられています。

最初から興味のないものにはそもそも意識が向きませんし、購入後の想像などもすることはないですからね。

つまり、この不安さえ払拭してあげれば購入につながる確率は大きく上昇することでしょう。

これらの対策として、現在多くのお店やサービスを提供する企業では、購入後の返金保証や返品保証を行なっています。

試してみて合わないと感じたら、返品や返金ができることは購入者にとって購入時のハードルが大きく下がり、気に入ってもらえればそのままリピートしてもらえるメリットもあることから、比較的win-winな方法だと考えられています。

また、高額な化粧品やサプリメントにおいては、事前にサンプルで効果を実感してもらい、その後に本来の商品を購入してもらう方法が多く導入されています。

他にも高額商品が壊れてしまったらという不安に対しては保証をつけたり、口コミなどを掲載して購入へのハードルを下げるなどの方法も存在しています。

いかがでしたでしょうか。

今となっては当たり前の返品や保証、口コミなどですが、それらがないサービスも存在していますので、不安を感じる方はこれらの対応をしてくれる場所で検討をするのがよいでしょう。

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