マスクはウイルスの予防に効果なし!?本当に効果的な予防法
2020.4.4
マスクはウイルスの予防に効果なし!?本当に効果的な予防法

こんにちは。

このところドラッグストアやコンビニへ行っても、マスク売り切れの張り紙をほぼ毎回見かけるようになりました。

通販を使用すれば手に入れることはできますが、30枚入って1000円程とマスクが充足していた頃と比べると随分と割高に感じます。

多くの人がコロナウイルスを予防しようと買い込んだ結果の品薄だと思われますが、コロナウイルスの予防に本当にマスクは必要なのでしょうか?

意外と知らないマスクの効果

多くの人の認識として、マスクで外からのウイルスを防げるイメージがあるかと思います。

口鼻を完全に覆って物理的にガードしようという考えですね。

ただこれは本来のマスクの使用用途とは異なり、マスクによる予防はとても限定的だと言われています。

本来マスクは、ウイルスに感染した人が外部へ過度に撒き散らさないようにするのが目的とされています。

感染した人が咳をすると1回で約10万、くしゃみをすると約200万個のウイルスが飛散すると言われております。

これらによって発生したウイルスの含まれたしぶきによる被害を緩和するために、マスクで口元を物理的に覆っているのです。

ウイルス単体では小さくマスクを通過してしまいますが、くしゃみなどで飛散したウイルスは空気中のホコリや水分を含み、通常時よりもサイズが大きくなるため、ウイルス単体よりかは比較的防げるとされています。

また、マスクの繊維の隙間は素材や製造法により異なり、高性能な物ですと、0.3μm(マイクロメートル)以上の微粒子を95%以上遮断することも可能です。

ただ、一概には言えませんが、市販の通常のマスクでは3μmのウイルスを防げないこともあるとの報告もありましたので、もし予防として用意するのであれば0.1μmでも比較的防げるウイルス対策マスクを用意するのがよいでしょう。

ちなみに人体に悪影響がある比較的有名なものですと、pm2.5は約2.5μm、インフルエンザウイルスは約0.1μm、ノロウイルスは約0.03μmと非常に小さく、世間を震撼させているコロナウイルスも約0.2μmと非常に小さいことから市販の通常のマスクでは外からの侵入を防ぐことは難しいとされています。

そもそもマスクは頬や鼻周りなど隙間が多くできてしまうため、やはり予防は難しいでしょう。

マスク以外の予防方法

ウイルスや細菌によっては予防方法も異なるので一概には言えませんが、今回は世間を騒がせているコロナウイルスの予防法として噂されているものについて、根拠があるか否かで効果的かをみていきたいと思います。

・現在使用されている肺炎のワクチンはコロナに対しても有効説
残念ながら効果的ではありません。
現在使用されているワクチンは肺炎球菌に対して効果を発揮するため、新型肺炎であるコロナウイルスには効果が期待できません。

・うがい薬で喉についたコロナを殺菌できる説
残念ながらこちらも効果的ではありません。
うがい薬を使うことにより唾液の中の微生物は一時的に減らすことはできますが、コロナウイルスの感染を予防するには効果的ではありません。

・抗生物質は何にでも効くイメージがあるのでコロナにも効く説
残念ながらこちらも効果的ではありません。
まず抗生物質は、大腸菌、黄色ブドウ球菌、結核菌などの細菌には効果的ですが、インフルエンザ、コロナなどのウイルスに対しては、効果が期待できません。




マスクなんかよりも引き篭もろう

連日東京都知事の小池さんも仰っているように不要不急の外出はしない、人の密集する場所や自宅以外の空気のこもる屋内に行かないなどの対応で、自分の身を守るのが最善だと思われます。

職種によってはテレワークなどが難しい人もいるかと思いますが、現在は国がコロナ被害に対して援助をしてくれますので、まずは自分の身をしっかりと守り、事態が収束してから思いおもいのことをするのがよいでしょう。

ちなみに私は連日一人で引き篭もっていますので多分まだ大丈夫です。

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