こんにちは。
私は小学生の頃から現在に至るまでブックオフが大好きで、学生時代の休みの日は足繁く通い様々な作品に触れてきました。
オープンから夕方くらいまでいることも少なくはなく、大変お世話になってきました。
しかしなぜかブックオフに限らず、本屋さんに行くと便意を催してしまい、お店を出ないといけないことも多くありました。
一般的に本屋に行くとトイレに行きたくなる現象を青木まりこ現象(あおきまりこげんしょう)と言います。
これは以前、雑誌の投稿に「本屋に行くと何故かトイレに行きたくなる」という投稿が送られてきて、その投稿に対して多くの共感の声が挙がり、投稿者の名前を取り青木まりこ現象と呼ばれる様になりました。
ちなみに比較的最近のアンケートでは、本屋に行くとトイレに行きたくなるという質問に対して、約23%の人が「はい」と回答しています。
私も本屋に行くとトイレに行きたくなることが多く、納得の結果でした。
・本屋さん特有の紙やインクの匂いが原因
本屋さん特有の紙やインクの独特の匂いが刺激となり便意を引き起こすと考えられています。
この説が有効となると、文房具屋さんや画材屋さんも同様に便意を引き起こしそうですね。
・過去のトラウマが原因
例えば幼少期にトイレに行けない状況下で粗相をしそうなほど我慢をして辛かった経験、もしくは粗相をしてしまい恥ずかしい体験をしてしまったなどがある場合は、本屋さんの様なトイレが少ない、もしくはトイレがない状況下でストレスを感じ、腸が過敏になってしまうことも考えられます。
これは後述する過敏性腸症候群と通ずるところがあると思われます。
・過敏性腸症候群が原因
過敏性腸症候群は、何らかのストレスが原因で腸の働きが乱れてしまい、便秘や便意の様な症状を引き起こします。
ストレスの原因はそれぞれですが、私の様にすぐにトイレに行けない状況下にいることや、本屋さんの様に人が密集した空間、背の高い本棚に囲まれている圧迫感などが考えられます。
・プラシーボ効果が原因
プラシーボ効果は、人間の思い込みを利用したもので、例えばただの飴を酔い止めと言って、車酔いを起こしている人に渡したところ、車酔いの症状が改善されたケースもあります。
これと同様に本屋にいた時に便意を感じたという過去の経験や、青木まりこ現象の認知度から、「本屋にいたら便意が起きる」と思い込んでしまいプラシーボ効果が起きるとも考えられます。
・立ち読みの姿勢が原因
立ち読みの時多くの人が本を胸のあたりに持ってきて、目を伏せて読むと思われます。
この目を伏せている姿勢が交感神経のスイッチが切れる状態と似ていて、交感神経がオフになる=緊張が解けて便意を催すと考えられています。
しかしどの説にも否定的な意見もあり、今でも明確な原因は分かっていません。
ただ、個人的には、本屋でトイレに行けない状況がストレスとなり、過敏性腸症候群を引き起こす説が医学的に見ても根拠があるかと思います。