こんにちは。
小さい頃はクリスマスやお正月、自分の誕生日が待ち遠しくて、あと何日と指折りで数えていたのではないでしょうか。
しかし、大学生、社会人と歳を重ねるにつれ、あんなに待ち遠しかったクリスマスや誕生日があっという間に来てしまいます。
年齢と時間の関係についてフランスの哲学者が提唱し、時間の心理的長さは年齢に比例すると言われています。
例えば40歳の人間の人生の長さは実際の40分の1程度に感じ、5歳児にとっては僅か5分の1程度に感じるとされています。
歳を重ねるごとに時間の進みが早く感じるというのも納得ですね。
上記の法則では年齢に従い時間の感じ方が早くなるとされています。
確かになるほどと納得できる説ではありますが、その体感時間は心理的な要因だけではないかもしれません。
人間は基本的に脳が休んでいるときは時間の経過を感じにくく、起きているときに時間の経過を体感することができます。
個人差はあるかと思いますが、寝ているときは朝がくるのが一瞬に感じ、日中起きて活動しているときは、時間が長く感じませんか。
このように脳が休んでいるときは、時間の経過を感じにくいと考えられます。
1年があっという間に感じる人は、脳が無意識のうちに休止状態となっている時間が多いのだと思われます。
脳が休んでいる時間が長いとその分衰えてしまい、ボケや認知症のリスクが上がってしまうと考えられます。
前述の通り、脳は休止状態の時間が極端に長いと、一般的な人と比べてボケや認知症のリスクが高まると考えられています。
そのため、刺激的な生活で脳を活性化してあげれば、十分にボケや認知症のリスクを軽減できると思われます。
刺激的というと難しそうに感じますが、いつもと少し違うことをするだけでも大丈夫です。
現に歳を重ねられた方でも、アクティブに様々なことにチャレンジしている人は、若々しい印象がありませんか。
人間は日々同じことを繰り返すだけでは刺激が少なく、脳が活性化せず衰えてしまうこともあります。
そのため、新しい趣味を楽しんだり、将棋や囲碁、麻雀などの頭を使うゲームをして楽しむのもよいかと思います。
ただ、急に新しい趣味や難しいことはできないという人は、小さなことからでも問題ありません。
例えば毎日見慣れた部屋を模様替えし視覚的に刺激を得たり、日々の通勤やお買い物をいつもの道と変えてしてみるのもいいかもしれませんね。
単調な毎日ではなく少しでも日々新しいことを見つけていくと、脳も活性化され若々しく過ごせるでしょう。